子の引渡し執行改正

離婚などに伴う子の引渡しの強制執行については,民事執行法上,明文の規定がありませんでした。法制審議会の要綱案によれば,今般,子の引渡しの強制執行に関する規定の明確化がはかられるようです。このうち,親権を持つ親がその場にいれば,引渡しを命ぜられた親が現場にいなくとも,子の心情への配慮を条件に引渡しが可能となる点が,比較的よく報道されていました。これまで,執行の現場では,子どもが泣いたり,拒否したりして執行不能になることも多かったようです。法律の改正により,執行がスムーズに行くことになるかどうか見守りたいと思います。

2018年10月10日