所有者不明土地

土地の登記名義が,古いときの名義のままで相続になっても登記名義の変更がなされず,現時点では所有者が分からなくなった土地のことをいいます。登記名義人が死亡しても戸籍を丹念にたどれば現在の所有者が判明することもありますが,その場合でもその数が多数にのぼったり,中には外国で生活し連絡が取れなくなったりなど所有者が分からない場合もあります。このような土地は,かつては,資産価値の乏しい山間部に多く,高速道路の建設などの事業がはじまると,事業の推進に大きな妨げとなっていました。最近のメディアによれば,都市部でも宅地を中心にこのような土地が増え,例えば,道路拡幅のための土地の買収もできなくなっているようです。民法や不動産登記法の改正が待たれるところです。

2018年02月13日